長い用に足りうる家を 6
2023年02月20日 12:00 pm カテゴリ:家づくり事始め
こんにちは、
スローハンド代表の森田です。
長い用に足りる家とは、
人が普遍的に求めているものへ応えている家ということです。
人が家に普遍的に求めているもの…
それは、心地よさや快適さなのだと考えています。
では、それをカタチにする上で重要となるのは、いうまでもなく設計ですね。
設計がまずくて、動線が長くなったり、温熱環境をないがしろにすると、
心地よさも快適さも思うほど得られません。
長く住む上で、日ごろの生活のしやすやが、
何よりその住まいに対する愛着になります。
使いやすい暮らしやすい間取りはとっても重要です。
そういう設計にするために注意しなくてはいけないことを
お伝えしたいと思います。
まず、「長いスパンで考えること」です。
どうしても家づくりをしている、今の不満点に重きを置いて考えがちなのですが、
将来、家族がどう変化してゆくだろうか?など、
先々の変化も頭の片隅において家づくりをすることはとても重要です。
最近はそういう傾向になっていますが、
子供部屋は必要以上に大きくしない方がよいというのは、
先々子供たちが独立した後、使わない部屋が2階の大半を占めてしまうということが
いかに無駄でもったいないかという反省からだと思っています。
また、その子供部屋も2人いるとして当初はワンルームにして、
必要なときに区切り、また必要でなくなったらワンルームに戻したり、
書斎や趣味部屋に改修したり
そういう可変性をもった設計がよいと考えています。
長い用に足る家の設計の基本1は、「可変性を考えた設計」です。