雨戸考
2016年09月20日 8:54 pm カテゴリ:暮らしのようす
スローハンド代表 森田です。
週末は、
蜆塚の家お住まい宅見学会を行いました。
建て主さん自ら、
家づくりのいきさつから住まいの様子まで
いろいろ話してくださり、
ご参加いただいた方には
ずいぶん参考になったかと思っております。
また次回も開催日程が決まりましたら、
HPでお知らせします。
さて、9月も後半になり、
今日は台風が浜松にもやってきました。
それほどの雨風ではなかったので、
ほっと胸をなでおろしてますが、
最近は浜松直撃的な台風があって、
気が抜けません。
2011年の台風15号では、
この地域にかなりの被害をもたらしました。
あの台風で私たちも少し考えを変えたんですね。
というのも、
それまで雨戸を付けることに関心がなくて、
ご要望もなかったこともあって、
ほとんどのお宅で付けませんでした。
ところがその浜松直撃の台風15号では、
ほんとうに冗談ではなく
窓ガラスがしなるほどの強風で
怖い思いをしたというお話を聞いて、
これは対策を考えた方がいいとなったんですね。
ただ、
シャッターが嫌いなので、
選択としては雨戸で考えてます。
どうしてシャッターが嫌いかというと・・・
単純に見た目です。
外観の美しさを損なうので・・・。
雨戸も戸袋がどうしても味気ないので、
今は戸箱を木で設えて、
その中に鏡板を収めるようにしています。
ただそこかしこに付けると
コストもかかりますし、
見た目もガチャガチャしてまとまりがなくなるので、
必要と考えられるところに
きちんとデザインして取り入れるようにしています。
ちなみに我が家(西町の家)は
2階の南側に雨戸を付けています。
南側ははるか田園風景で、
遮るものがなんにもないので、
おそらく台風のときは風雨が直撃します。
ということで2階の南側のみつけました。
そしてこの雨戸は、
ルーバーになっていて、
雨戸を閉めても風や光が通る仕掛けがあるんですね。
なので、普段も雨の日は、
雨戸を閉めたまま
洗濯物を干して、風だけ通すようにしています。
梅雨時やこの秋の長雨時期は
とても重宝します。
また、防犯という観点から
付けたいとのご要望もあります。
今後採用頻度は増えていくと思いますので、
よく情報収集しておきたいと考えています。
2階真ん中の戸箱にそれぞれの雨戸が収まっています。