手仕事のひかる家を
2017年08月06日 2:39 pm カテゴリ:暮らしのようす
スローハンド代表 森田です。
ほとんど手づくりの弊社建物ですが、
意外かもしれませんが、
素材についてはどれほどたくさんのものを使っていません。
内装の壁仕上げは、しっくいも使いますが、
多いのはアクリルエマルジョンペイント。
色は白に決め込んでいます。
白ならば少しの光でも室内に明るさをもたらしてくれるので、
それがいいと思っています。
床材も杉の無垢板がほとんど。
あまり素材で主張することは是としていません。
ただ、職人さんの手仕事がひかるのであれば、
そこは素材にも力をいれます。
オリジナルの土間のタタキ仕上げはスローハンドの定番ですが、
5月に完成した西区・志都呂の家では新しいタタキ仕上げにチャレンジ。
これまでのアースカラーから
明るめの薄いグレー色で、洗い出しの感じも変えています。
出来合いのものを組み立てたり、貼ったりする家が多くなってしまった中、
職人さんたちは、こういうチャレンジなら喜んで請けてくれます。
手仕事がひかる家をたくさん増やしたいと
常に考えています。