小さな家の工夫あれこれ
2018年10月21日 1:24 pm カテゴリ:暮らしのようす
スローハンド代表 森田です。
スローハンドは、「小さな家がいい」を旗にかかげて
家づくりをしています。
ひとくちに小さな家といっても、
そこに家族が3~5人くらい暮らすわけですから、
そのために必要十分な空間を設けることは当然の話です。
それでも、
小さいけれど狭くない…。
小さいけれど広く感じる…。
そういう家をカタチにしています。
そのための創意工夫を日々研鑽しているわけです。
とはいえ、
小さな家をつくる上で
一番重要なのは考え方を変えることです。
つまり従来の固定観念を
今一度見直してみることです。
たとえば、
リビングって何となく8畳あるといいね。
って思われがちですが、
どうして8畳あるといいと思うんでしょうか?
と聞いてみると、
文字どおり「何となく」なんですね。
その何となくを
しっかりと、暮らしていく上で支障のない、
そして気持ちの良い寸法を導き出して
カタチにすること。
これが小さな家をつくる上で肝要なことなんです。
平口ゲストハウスの2階に
ミニマムなリビングコーナーを造りました。
ソファの背中から、
テレビを置く収納まで1間半、
つまり2730ミリです。
前述の8畳だと、一辺が3640ミリですから、
それよりも910ミリ短くしています。
これでも十分というか、
これくらいがちょうどいいと思っています。
こうやって詰められるところを
ひとつひとつ検証していくと
面積は小さくなる一方、
住み心地はよくなるということがいっぱいあるんですね。
今後もそういう創意工夫をご紹介してみたいと思います。
平口ゲストハウスのミニマムリビングコーナーのようす
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