なぜ、ソーラーシステムに取り組むか？
2023年01月16日 12:00 pm カテゴリ：家づくり事始め
スローハンド代表の森田です。
1年で最も寒い時期に、考えていただきたいのですが
なぜ、スローハンドはソーラーシステムに取り組むのか？
ということを紐解いていきたいと思います。
とはいえ、
現段階で、ソーラーシステムと言われると、
太陽光発電を思い浮かべる方がほとんどかもしれませんね。
それに対して、私たちが取り組んでいるのは
太陽熱を活用したソーラーシステムです。
光も熱も一緒でしょ？って思うかもしれませんが、
エネルギーとして考えると違います。
太陽光はその光エネルギーを電気に変え、
その電気で照明をはじめとした電気器具のエネルギー源となります。
そのための装置は太陽光発電パネルです。
もう相当な普及をしていますよね。
一方、太陽熱利用をしたシステムは、太陽から放射された熱を活かします。
その熱で水をお湯に変えたり、暖房に活用したりします。
太陽熱温水器なんて、昭和の遺物のように思われるかもしれません。
でも今でもしぶとく残っている理由のひとつには、
太陽熱利用の方が太陽光発電よりダイレクトで、
太陽から注がれる光エネルギーが、発電に変換できるのはそのうち15％程度に対して、
（80％強はロスしているわけですね）
太陽熱の方はというと、注がれる熱エネルギーの70～80％を
お湯や暖房といったものにエネルギー交換されるんです。
つまり、効率がいいんですね。
これだけ聞くと、太陽熱利用がもっとメジャーになってもと
思われるんじゃないでしょうか？
ここがとてもジレンマなのですが、ダイレクトがゆえに
自然を読み取る知恵と工夫が必要なのです。
そのあたりは次回に詳しくお話します。
できましたら、弊社で取り組むソーラーシステムのそれぞれのＨＰもご覧いただければ幸いです。
そよ風
