なぜソーラーシステムに取り組むか? 3
2023年01月18日 12:00 pm カテゴリ:家づくり事始め
スローハンド代表の森田です。
今回は光熱費についてお伝えしたいと思います。
家で使うエネルギーって何があるでしょうか?
夜つける照明、お風呂に使うお湯、この時期ですとエアコンも
全部家庭で使うエネルギーですよね。
では、その1軒の家が使うエネルギー使用量の割合ってご存知でしょうか?
毎晩夜になると点けるから照明にかかる電気が1番?
夏場ならやっぱりエアコン使うからそれかなぁ?
いろいろ考えますよね。
でも生活で使うエネルギーの約60%は暖房・給湯など熱に関係するものなんです。
照明にかかるエネルギーは全体の6%くらい。
冷房に関していえば3%くらい。
そんなに少ないのって思いませんか。
あとの残りは何かというと、
調理にかかるエネルギーと家電製品にかかるもの。
それらでだいたい30%くらいです。
では、それらのエネルギー源は何かというと、
電気が50%、ガス(都市ガス・プロパンガス)が30%、
意外ですが、灯油が18%、
残りの数%が太陽光や太陽熱といった自然エネルギー。
こうしてみると、
自然エネルギーを熱源としたお宅は、まだまだ少ないですね。
逆に言えばそれだけ伸びる可能性も高い!!と
前向きに取り組んでいますが。
でも根拠のない前向きじゃないんですよ。
冒頭生活で使うエネルギーの60%は暖房と給湯といいましたが、
それこそ自然エネルギーとの親和性が高いんです。
生活で使うお湯の温度はせいぜい40度。
暖房にしてもわずか20℃ちょっともあれば快適に暮らせます。
それをわざわざ2000度もの熱源をもつ石油や
石油を燃やして使う電気を使って暖房するなんてなんかもったいないですよね?
太陽のエネルギーをダイレクトに活用して暖房や給湯に使えれば、
それに越したことはないですよね。
ですから、まだまだそういう余地がいっぱいあると
そう思いながらこの仕事に取り組んでいるわけです。