スローハンド有限会社は、浜松で自然の力を活かしたパッシブソーラーと心地よい木の家を提供する工務店です。

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長い用に足りうる家を 2

2023年02月14日 1:27 pm カテゴリ: 

スローハンド代表の森田です。
 
昨日は、日本の住宅の寿命が26年くらいだとお伝えしましたが、
そう聞いてどう思われましたか?
「そんなもんだろう」と思われましたか?
それとも「もっと長いのでは・・・」と思われましたか?
ちなみに世界一の消費大国ともいわれるアメリカでも45年くらい、
国民性が似ているといわれるドイツでも80年くらいといわれています。
 
どうして「もったいない精神」を持つ日本人なのに
住宅に関してはこれほど短いサイクルで壊されてしまうのでしょうか?
一番大きいのは価値観の違いでしょうね。
日本では、なんとなくですが完成したとき一番きれいな家がよりよい家と
認識されているように思います。

 

これがたとえばアメリカですと、住んでから自分たちで手を入れて、
どんどん価値を高め、将来売却するときには、
買ったとき以上の値段で売れるように一生懸命メンテナンスや手入れをするんです。
 
またドイツでも、ずっと長く快適に暮らすために、
材料や素材を吟味し、なおかつ手入れをしっかりして住み続ける
というのが、住まいにおけるコンセンサスなのです。
 
でも、これってきわめて当たり前のことですよね?
 
立ち戻って日本の家がどうして寿命が短いかというと、
つまりは愛着のもてない素材や材料であったり、
間取りであったり、ということが長く住む上でも支障になっている
ということでもあるのでは…と個人的に思っています。
 
ですから、愛着が持ち続けられる家を建てれば
もっともっと寿命が延びるわけで、答えは簡単なのですが、
そうは言っても愛着をもてる家にするには、
それなりのお金がかかります。
また、そもそも愛着の持てる家の基準もひとそれぞれ考え方が違います。
ここの指標となるものが欠落しているのも日本の住宅寿命を短くしている
一因でもあります。
 
愛着の持てる家ってどうあるべきなんでしょうか?

もう少し深く考えてみます。

 

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