長い用に足りうる家を 8
2023年02月22日 5:00 pm カテゴリ:家づくり事始め
こんにちは、
スローハンド代表の森田です。
いつまでも愛着の持てる家にすること。
長い用に足りる家とはつまり、そのためにどうするのか…
ということなのかもしれません。
時間の経過や家族の変化に呼応できるような可変性のある、
そして躯体(スケルトン)と中身(インフィル)が
容易に分けられている造り方が、望ましいとお伝えしました。
また、現在の暮らしや流行に過分に囚われることなく、
設備や素材は手入れが容易で、ずっとこの先も手に入るものが
よいともお伝えしました。
そして何より、普遍的なことは心地よいと思える家、
快適と思える暮らしのできる家は、自然と愛着が持てるものです。
いつもお話しているのですが、
そこにいて気分がよくなる…
気分が良くなると愛着が湧く…
愛着がもてると大切にする…
大切にするから長持ちする…
長持ちすると、人にも地球にもやさしい。
これをパッシブ5段論法といって20年くらい説き続けているのですが、
そこにいて心地よく、気持ちのいい家を造ることが、
長い用に足りる家の基本のキだと考えています。
流行の設備やシステムに惑わされることなく、
自分がどういう時や場所やモノで気持ちよく感じられるか、
それをまず探してほしいと思っています。