スローハンド有限会社は、浜松で自然の力を活かしたパッシブソーラーと心地よい木の家を提供する工務店です。

スローハンド(有)は、浜松で自然の力を活かしたパッシブソーラーと心地よい木の家を提供する工務店です。

空間づくりの注意点 1

2023年02月27日 12:00 pm カテゴリ: 

こんにちは、

スローハンド代表の森田です。

 

今日は空間づくりの注意点をお届けいたします。
まずは、スローハンドでもかなりの機会で手がける内部土間空間です。
 
家の中にありながらも、外の役割も果たす土間は、あるととても便利です。
大事なものだけれども、日々過ごす居室や部屋には入れたくないものって
よくよく考えると結構あったりします。
そういうものを玄関に隣接するかたちで土間空間を設けて
そこに収めるというのは、わりと定番で施しています。
たとえば、アウトドアのものとか、自転車や土のついた野菜とか、
分別ごみの一時置き場などにといろいろ重宝する場所です。
 
時々ご要望であるのが、収納場所としてではなく、
土間でいろいろと作業などをしたいというもの。
こういう場合は、スペースを優先することになるので、
収納スペースとしては限りが生じます。
収納スペースとしても、作業スペースとしても使いたいという場合、
どのあたりに土間空間を設けるか、また広さをどの程度にするか
かなり検討をする必要があります。
 
これまでの積み重ねてきた実例からお伝えすると
収納スペースとしての土間は、
玄関に隣接するのが一番使いやすいと思っています。
あるいは勝手口的な場所を土間にして
玄関そのものはすっきりさせるというのも手ですね。
 
また、作業を優先したいという場合は、
玄関ではなくリビングやダイニングにつながる
土間空間を設けるのがよいと思っています。
そこに薪ストーブを設置すると薪の手配もそこでできて
他の空間を汚さなくて済みます。

 

その両方を兼ね備えたいという場合は、玄関から通り土間にして
リビングにつながるようにするのが現実的です。
なかなか面積やそのほかの空間との兼ね合いで
カタチにしづらい面もありますが、
できた時の感じはとてもいいものになります。
昔の民家はほぼそんな空間構成でしたよね?
通り土間は夏は涼しい風が通って気持ちがいいですしね。
 
いずれにしてもどういう用途を優先するかで
土間の大きさや場所が変わってきます。
そこをよく考えておくことが重要です。
よいことばかりに思える土間空間ですが、
次回は注意点やデメリットをお伝えしたいと思います。

 

リビングと隣接した土間に薪ストーブを設置した実例

 

玄関から続く土間に収納棚を配した実例

 

メールマガジン登録受付中。

見学会などイベントの情報や家づくりに関するトピックスはもちろん、家づくりに役立つ情報をセミナー形式で週2回お届けします。 ご希望の方は下記フォームよりご登録下さい。

個人ブログはこちら