スローハンド有限会社は、浜松で自然の力を活かしたパッシブソーラーと心地よい木の家を提供する工務店です。

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空間づくりの注意点 2

2023年02月28日 12:00 pm カテゴリ: 

こんにちは、

スローハンド代表の森田です。

 

あるとうれしい土間空間…
その注意点やデメリットもお伝えしたいと思います。

まず、土間空間は家の中でありながら外のような場所になるので、
どうしても外履きで出入りしますし、外の汚れが入りやすい場所です。
また、室内のホコリも結構土間に滞留します。
そういうことを考えると、見た目の大事ですが、

掃除や手入れのしやすさも同時に考慮した方がよいでしょう。
 
また、外とのつながる場所なので、土間空間には出入り口となる開口部が
ほぼ必須でついてきます。
そう考えると土間空間の設置場所って結構重要なんです。
玄関に隣接した収納としての土間空間ならば、
さほど問題はありませんが、

リビングやダイニングと隣接した土間空間の場合、
南面に設けると、土間にある開口部から冬場は日差しが入り、
そこがダイレクトゲインの役割を果たすことになり、
陽ざしの低い冬は、室内に暖かさをもたらします。
 
しかし、北側に設けると陽ざしが入ることはありませんので、
夏はひんやりしていいのですが、冬は土間部分の床から、
そして開口部からも熱を奪う場所になってしまいます。
そこに薪ストーブを置けば大丈夫。と思っても
逃げる熱が大きいと、当然薪ストーブの効果も低くなります。
北側に土間を設ける場合は、床部分に床用の断熱材を施したり、
開口部からの熱損失が小さいものにしたりと、
南側の土間よりも手間やコストがかかることも想定しないといけません。
 
ただどこに設置したとしても空間を豊かにして、
暮らしをより愉しめる場所になることは間違いありません。
少し対策を取る必要はありますが、

内部土間空間、お勧めです。

 

 

 

 

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