スローハンド有限会社は、浜松で自然の力を活かしたパッシブソーラーと心地よい木の家を提供する工務店です。

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こども部屋と教育の関係性 1

2023年03月16日 12:00 pm カテゴリ: 

こんにちは、

スローハンド代表の森田です。

 

今日は、「子供部屋と教育の関係性」としてお届けします。
とはいえ、教育に関しては専門家ではありませんので、
あくまでこれまで手がけた住まいを通して、
私自身が感じることを綴っていきます。
共感できるとこもあるでしょうし、そうでないところもあると思います。

その点あらかじめご承知ください。
子供の教育ってそんな一元的な答えはありませんし、
それでいいと思っています。

 

さて、私自信もこの春で大学4年になる娘がいます。

今は大学が県外なので、家を離れています。
その彼女が、新しい家に入居したのは中1の冬休みのことです。
それまでは古い1軒家の借家でした。
自分の部屋もない小さな家でしたが、特段部屋をほしがる様子もなかったのですが、
家を建てることになると知ると、自分の部屋をこんなふうにしたいと、
ノートに描いたりしていて、
ああ、子供ながらに楽しみにしているんだなぁと
ちょっと驚いたことを覚えています。
 
しかし、実際家ができて部屋も持つことになったのですが、
おそらく使用頻度は、かなり少なかった方だと思います。
勉強も根つめてやるときは部屋でしますが、
日々の宿題程度は、食卓のテーブルに教科書やノートを広げてやってましたね。
それでもまあそこそこ落ちこぼれずに
一応大学まで行きましたらから、
彼女にとってそれが最適なのでしょうね。
 
日ごろから部屋にこもらないように
子供部屋は狭くしたり、テレビがみれないようにと
あえて居心地を悪くすることを推奨していますが、
娘の部屋は6畳プラスクローゼット付!!
しかも南側の日当たりのよいところにあります。
ほんとうにこれまで建てた方に
そう言っておきながら矛盾してるのですが、
事情があってそうなってしまいました(汗)。
 
ただ、本人は広さ狭さ明るさ暗さがどうということより、
静かすぎるのがかえって落ち着かないようなんです。
適度に生活音や家族の声が聞こえた方が、安心するようですね。
ですから、部屋にいる時も戸を閉めることはほとんどありませんでした。
これは他の住まい手さんにも聞いてみると
わりと共通していて、静かすぎるのを嫌うお子様は多いようです。
 
どうしてなのかは、まだしっかりと相関性が分かっているわけではありませんが、
おそらくそれまでの生活も、アパートであっても借家であっても
小さな家で暮らしてきているので、
家族の距離が近いことが普通と思っていることが大きいのではと考えています。
以前のように大きな家を建てることが、ひとつのステータスのような風潮は
今はありませんが、小さな家に住むことで家族の距離が近くなり、
そのことがどう子供に影響しているのか、
ここら辺が、わりと肝のように思うのです。
次回も少しこの辺を綴ってみたいと思います。

 

寝室

 

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