スローハンド有限会社は、浜松で自然の力を活かしたパッシブソーラーと心地よい木の家を提供する工務店です。

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心地よさを生むプランづくりのツボ 10

2023年06月13日 12:00 pm カテゴリ: 

こんにちは、

スローハンド代表の森田です。

 

「心地よさを生むプランづくりのツボ」と題して

家づくりでもっとも楽しいステップでもあるプランニングについて、

その要点をお伝えしたいとおりますが、今回は「台所」についての続きです。
 
台所はいわば作業場です。
基本的な機能をしっかりと備え、収納も使いやすく充実していることが当然です。
ただ、昨今見た目というか今風でいえばインスタ映えするような
デザインされた“キッチン”が幅をきかせ、
ともすれば、機能が後回しにされがち・・・というものも散見します。

よく、天板は人造大理石がいいとか、やっぱりステンレスがいいとか、
形式も対面式がいいとか、アイランド式がいいとか、いろいろ意見がありますが、
それよりもまず、基本的な機能をしっかりと考えることです。
たとえば、台所にあるものの定番にまな板があります。
結構これの置き場って忘れられがちなんですよね。
あと、食器なんかはわりと毎日使うものが固定されますよね?
そういうものと時々使うものを一緒に収めるとかえって使いにくかったりします。
食器だから食器棚に・・・は結構失敗します。

 

よくいわゆる造作キッチンとメーカーさんのシステムキッチンとどちらがよいでしょうか?

と質問をうけるのですが、まあ正直どちらでもいいと思っています。

どんなものにも、一長一短はありますから、

ご自分にフィットするものを選択されるのが一番だと思います。

ただ、扉の色が素敵だとか、何かしらがかわいいとか、おしゃれとか

そういう暮らしに直結した事柄でないことで選ぶのは、あまりお勧めしません。

 

暮らしを考えた上で、対面がいいのか、人造大理石がいいのか、扉のデザインがいいとか、
という話をするべきだと思います。

あと、あえて言うならば機器や設備よりも、そのキッチンに立った時に

庭やソトが見えるとか、家族が自然と集まってくるような場所であるとか、

そういう情緒的に語られる場所であってほしいと思います。
また、どんなカタチがよいのか?正解はありませんが、
やはり“廻れる”ことはマストだと考えています。

 

 

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