スローハンド有限会社は、浜松で自然の力を活かしたパッシブソーラーと心地よい木の家を提供する工務店です。

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木の家にマッチするお勧めの家具 3

2023年06月21日 12:00 pm カテゴリ: 

こんにちは、

スローハンド代表の森田です。

 

「木の家にマッチするお勧めの家具」と題して
家具についてのあれこれをお伝えしたいと思います。

 

昨日ミッドセンチュリーという言葉を久しぶりに表現していろいろ思い出しました。
実は、スローハンドを設立する前の会社では、

ハウスメーカーが列挙する総合展示場の中でも、

とても斬新で異彩を放つモデルハウスで仕事をしていまして、僕はそこの担当でした。
斬新がゆえに普通のインテリアでは合わないことが多く、
家具のセレクトにもとても労力を使いました。
そこで浮かんだのが、戦後アメリカで生まれた新しい生産方式や素材でできた
新しいデザインを活かしたミッドセンチュリーの家具でした。
これならこのモデルハウスにあうと思ったのですが、
浜松ではなかなか取り扱っているところがなく、

東京まで出かけたことを覚えています。

 

なかでも青山のhhstyle.comは圧巻の品ぞろえで、
どれも欲しくなってしまうディスプレイで、東京って凄いなぁと感心したものです。
実際にはイームズチェアを2脚購入しただけでしたが、まあいい思い出です。
これは初期のスローハンドの見学会でも時々活用していましたが、しばらく使っていませんね。
今でもスタッキングして収納されてあります。
 

このイームズチェアに代表されるように、ミッドセンチュリーの家具は
素材が樹脂とかプライウッドなど工業化された素材で、
それまでの木ではなかなかできなかった形を成形することが可能になり、
斬新なデザインのものが多く世に出ました。
チャールズ&レイ・イームズやジョージネルソン、近しいところでいえば、
イサムノグチや柳宗理もこの時代ですね。

そのモデルハウスでの経験で、ミッドセンチュリーの家具のことに

詳しくなったと同時に使用してみての実感も会得しました。
その結果として、確かに目を惹くものではあるけれど、
長く使うということを考えるとどうも不向きのように感じます。
やはり木の家具の方が素材感があって、ヒトの身体との親和性が高く感じますし、
総じて、ミッドセンチュリーデザインは欧米製なので、
日本人の体にフィットしないように思います。
 

ですから、スローハンドでもだんだんと使われなくなってしまいました。
おそらくそういう方って結構多いと思います。
まあ、おしゃれなカフェとかショップとか向きですね。
インテリア的には現代の家にもマッチはすると思います。
見逃されがちですが、日本のメーカーであるカリモク家具の
カリモク60もミッドセンチュリーデザインですね。
これは僕らが手がける木の家にもマッチします。
やはりどことなくメイドインジャパン感がそう思わせるのでしょうね。
 

 

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