木の家にマッチするお勧めの家具 4
2023年06月22日 12:00 pm カテゴリ:暮らしのようす
こんにちは、
スローハンド代表の森田です。
「木の家にマッチするお勧めの家具」と題して
家具についてのあれこれをお伝えしたいと思います。
ダイニングテーブルを丸テーブルにするか角テーブルにするか…
実際に検討するとなると迷われる方が多いです。
僕らは決して全面推ししているわけではないんですが、
スローハンドの建て主さんは、丸テーブル派がどちらというと多数ですね。
丸テーブルのよさは、お互いの距離が近く感じられること。
角テーブルだと、あちら側とこちら側になってしまいますが、
丸テーブルの場合は、ほぼみんな均等なので、近く感じるわけです。
それそれの領域が少しあいまいになるので、家族で使うのに相性がいいと思います。
角テーブルは、そこにいると少し特別な感じになるように僕なんかは思うんですが、
食事をするときは、家族団らんの特別なひとときという感じは、
なんとなく角テーブルの方が強く感じられるような気がします。
平口ゲストハウスのダイニングテーブルは、今あるものが3代目になります。
実は結構変わっています。
最初は、モノモノさんの栗の丸テーブルでした。
天板が40ミリ近くあった結構しっかりとしたテーブルでした。
10年前に国吉の家の建て主さんに譲って今でも愛用していただいています。
その次は、人気の宮崎椅子製作所のHOZUKIテーブル。
ブラックチェリーの品のある一品でした。
こちらは3年前に完成した大瀬の家の建て主さんに譲りました。
(写真は別のテーブルになっています)
そして3代目の丸テーブルは、静岡の老舗の家具ショップ「久和屋」さんで
オリジナル制作してもらった栗のテーブルです。
というのも、最初に紹介したモノモノさんの栗の丸テーブルを、
ものすごく気に入っていたので、再度ゲストハウスで使いたいと思い
モノモノさんに確認したのですが、残念ながら廃盤になってしまったとのこと…
そんな話を縁があって知り合った久和屋さんの担当の人と話していたら、
「ウチで似たものを作れますよ!!」と言っていただき、
トライアルで制作してもらいました。
そのテーブルも、一昨年高丘の家の建て主さんにお譲りして、
(写真は別のテーブルになっています)
現在はまた宮崎椅子さんのHOZUKIテーブルになっています。
モノモノさんの栗のテーブルがなくなった最も大きな理由は、
家具にできる大径の栗の入手が困難になったことと
それをテーブルとしてカタチにできる
職人さんが高齢化で仕事をリタイヤされたことだそうです。
家具も職人さんあってです。
灯をたやさないように、手しごとの製品を選んでほしいと
切に願っています。