スローハンド有限会社は、浜松で自然の力を活かしたパッシブソーラーと心地よい木の家を提供する工務店です。

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木の家にマッチするお勧めの家具 7

2023年06月27日 12:00 pm カテゴリ: 

こんにちは、

スローハンド代表の森田です。

 

「木の家にマッチするお勧めの家具」と題して
家具についてのあれこれをお伝えしたいと思います。

 

先週までに、木の家にマッチする家具として
ダイニングテーブル・椅子・ソファについてお伝えしてきましたが、
もちろんそれ以外にも家具はたくさんあります。
 
スローハンドの場合、それ以外の家具はほとんど大工さんが造ってしまうので、
あまり製品としてチョイスする機会がありません。
テレビ台とか、ちょっとした座卓やリビングテーブルなんかも
大工さんが造りますし、収納家具はほぼ大工さんが造ります。
それが家づくりにおいて正解なのかと言われると、そういうわけではありませんが、
大工さんが家具も造るということは、決して簡単なことではないということを
知っておいてほしいと思うわけです。
 
家具を造るのは家具職人さんですが、その家具職人さんが持っている道具と
大工さんが持っている道具とでは、似ているようでかなり違います。
家具職人さんは、当然家具を造るのに適した道具を持っています。
一方大工さんはあくまで建築するための道具を持っています。
そのの道具で、できる範囲で家具を製作しているということなんです。
ですから、細かい細工などは限界がありますし、複雑なつくり方は不得手と言わざるを得ません。
でも、結果としてそれがシンプルかつ実用的な家具を生み出す要因にもなっています。
そして、それで十分と思えればいいのだと考えています。
 
そうはいっても手触りをよくしたり、使い勝手をよくしたりする工夫は
大工さん製作であっても施しています。
伊礼さんの師匠にあたる奥村昭雄先生は、かつて「建築も大きな家具づくりなんだよ」
と言っていたそうです。
いわれてみれば家という器も、生活するための道具といえます。
確かに大きな家具なんですね。
ただ、そういう視点で家をつくる施工者つまり、設計士や大工さんって
実はそう多くはないんですね。
ですから、今でも「そんなのは俺の仕事じゃない」と
家具を造ることを拒否する大工さんもいると聞きます。
結構そういうところが、いい家をつくるところかどうかの見極めポイントかもしれません。

 

 

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