外観でわかる良い家とそうでない家の見分け方 5
2023年07月05日 12:00 pm カテゴリ:家づくり事始め
こんにちは、
スローハンド代表の森田です。
「外観でわかるよい家とそうでない家の見分け方」と題して
これから家づくりを検討される方にとって、何かしら指標となることを
お伝えしております。
エアコンはどのお宅でも複数設置することが当たり前になってきていますね。
ご存じのとおり、エアコンには室外機というものがあります。
空気を圧縮して得た熱を暖房や冷房に活かすための機器です。
これが無造作に設置してある家もあまり良い家とはいえません。
ひと目につくところにドンと置いてあると住む上での支障はありませんが、
つまりは、とってつけて設置した感が如実に顕れているからです。
エアコンの設置場所も設計の段階からきちんと決めて、
支障のないように計画すれば、ひと目につくところにドン…
というようなことはありえません。
どういうことかというと、そういう家を建てたつくり手は、
総合力に欠けているということです。
間取りと設備の計画とが乖離していて、
もしかしてそれ以外のこともバラバラで考えていて
取ってつけたような最終形になっている
その代表がエアコンの室外機の位置に顕れてしまっているわけです。
こんな話もあります。エアコンの設置を工事の終盤で考えて決めて
その場所の外側に室外機を置くことに。
ところが、そこは駐車スペースの端だったため、
室外機で場所を取ったことで車が入らなかったなんて話です。
それが住んでから分かるってことですから、ちょっと悲しいですよね。
そういうことがないように、間取りと住宅設備機器の計画、
加えて外構計画も同時に考えておくことが重要なんです。
割とこういうことができていない家って比較的新しい住宅街でも散見します。
家の顔となる面には室外機をなるべく置かないようにしたいと考えています。