土地についてあれこれ 4
2023年07月13日 12:00 pm カテゴリ:暮らしのようす
こんにちは、
スローハンド代表の森田です。
一般的にいい土地というと、南道路に面して、陽当たりがよく
間口が広くて、正方形がいいとどうしても考えてしまいます。
確かに南道路に面していると、前が道路ですから陽当たりはいいでしょうね。
でも、マイナス面もないわけではありません。
道路に面しているということは、そこに駐車スペースを設けないといけません。
さらに庭もほしい、洗濯ものも干したいと、いろんなことが重なってしまい、
結構家を考える上で厄介だったりもします。
また、正方形の土地にしても近隣との距離が均等ということなので、
お隣との窓を避けたり、距離を取ろうとすると
結構建てられる家に制約が出てきてしまいます。
むしろクセのある土地というんでしょうか、
ちょっと変形だったり、間口は狭めだけど奥行きが深い土地だったり、
少し難儀だなあと思える土地の方が、家を建てる上ではプラスになることもあります。
変形の土地なんて、場合によっては隣と正対せず距離も生じるので、
暮らす上ではよいことも多いんですね。
あとよく言われる旗竿の土地なんかも考えようによっては
道路から中に入るということは、静かな空間ということもいえます。
返す返す申し上げますが、土地は家を建ててそこに暮らし始めてからの
その住み心地によって価値がわかるものです。
いくら条件の整った土地でも暮らしにくい家って枚挙にいとまがありません。
そのことはよく頭にいれておいていただけたらと思います。