スローハンド有限会社は、浜松で自然の力を活かしたパッシブソーラーと心地よい木の家を提供する工務店です。

スローハンド(有)は、浜松で自然の力を活かしたパッシブソーラーと心地よい木の家を提供する工務店です。

週末は浜北区・於呂の家完成見学会です。

2023年07月24日 12:00 pm カテゴリ: 

こんにちは、

スローハンド代表の森田です。

 

浜松も梅雨明けして、これから夏本番です。

さて、そんななかいよいよ今週末は、浜北区・於呂の家の完成見学会です。

建物はすでに完成済みですが、現在外構植栽工事の佳境というところです。

週末は、万全なカタチでお待ちしております。

 

さて今週は、その於呂の家のみどころの解説も少ししたいと思います。
はじめて建築する土地を見たとき、
広さ(100坪強)のわりに、あまり大きさを感じませんでした。
そう感じた理由は何だろう…というところから設計の手さぐりを始めたという感じでした。
何度か敷地に通ううちに、前面に建っている家がかなり圧迫感をもっていて、
ちょうど土地を見た時期が晩秋だったこともあり、日影を敷地にもたらしていたことにありました。
日影があると職業病でしょうか、無意識のうちにその部分を有効と考えなくなるそんなことがあります。
そこで日影を建物に極力いれないで、かつ、周りの緑を取り込むことに注力しました。
幸い近くの神社の雑木林や遠景ではありますが於呂の高台が望め、
そこを取り込むことを優先して配置を決めました。
見方によっては贅沢というか、もっといい配置もあるのではと思われるかもしれませんが、
最初に土地を見たときの感覚は大事にしたいといつも考えています。
 
奥さんと息子さんの2人の住まいなのでもともと大きな家を望まれていなかったのですが、
将来、土地の余白に畑や物置あるいは小屋も建てたいという建て主さんの希望もあったので、
今回の建築計画は、ほんとうに2人で暮らすのに必要十分な大きさかつ内容でとどめました。
小さな家として最良であり、ある意味「ベーシックハウス」です。
家づくりを考え始めると、あれもこれもカタチにしたいと、
建て主さん側も造り手側も、どうしても考えてしまいます。
でも、今でなくても後でもできることやよくよく考えるとムダとは言わないまでも
必要性に乏しかったこと、流行に乗ってしまい、何年かすると陳腐になってしまうこと
そんなことが結構あります。
 
今回の建物をご覧いただくと、「これで十分だね!!」と思えるのではと考えています。
僕らは常に、そしてここまで20年、そういう住まいをカタチにしてきました。
この先も、かわらず小さな家で大きく、おおらかに心地よく暮らせる住まいづくりを継続してゆく
ひとつの試金石のような家といえるかもしれません。

 

今回も前回同様事前予約なしで開催いたしますので、

開催時間内であれば、ご都合のよい時間にご見学できます。

詳しくはHPのイベントページにございますので、

ご確認いただければ幸いです。

たくさんの方のお越しをお待ちしております。

 

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