スローハンド有限会社は、浜松で自然の力を活かしたパッシブソーラーと心地よい木の家を提供する工務店です。

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土地についてあれこれ 続編5

2023年11月15日 12:00 pm カテゴリ: 

こんにちは、

スローハンド代表の森田です。

 

土地を探すときに、とっかかりとなるのは、接道がどちら向きかという点ではないでしょうか?
北道路に面しているか、南道路か、はたまた西か東か、

それによって建つ家のあり方も当然ですが変わってきます。

 

一般的には南道路が好まれますよね?
これは前回にもお伝えしましたが、南道路の土地は実は結構家を建てる上でハードルが高いんですね。
道路が南に面しているということは、当然ながら駐車スペースを南に配する必要があります。
その上、庭も欲しいし、洗濯も干したいし、玄関へのアプローチも確保しないといけません。
あらゆることが南側に集中してしまうので、それを交通整理するのが結構たいへんなんですね。

 

それでも明るい居場所になる南道路の土地は、手堅く人気です。
ここからは南道路の土地で建築をする上でのポイントをこれまでの経験をふまえ、

具体的にお伝えしたいと思います。

南道路の敷地のはどうしてもいろんな要素が南側に集中してしまうのですが、
それにどう対応すべきかということが重要になります。
 
まず、車の置き方。
道路の間口をつかって複数の車を入れることが普通ですが、
たとえば、縦列で置くようにして道路に対する間口は1台分にすることも一手ではあります。
ただ、どうしても複数の車が常に使われるお宅では適さないので、

その点車の使い方をよく考えることが必要です。
また、道路に対する間口が広いようならば、少なくとも1台分は道路に平行に置くように
計画するとその分土地を庭などに充てられます。
車の置き方、すなわち駐車スペースは結構暮らし方に大きくかかわるので要注意です。
 
次にアプローチ。
つまり玄関の場所を土地の間口中心近辺に配置しないことです。
そうすると、アプローチがおのずと敷地のサイド側になりますので、

余計に敷地を使わずに済みます。
ただ、アプローチが単調だと味気ないので、玄関までの動線に
ちょっとひと工夫があるといいですね。
門柱があったり、少し大きめの植栽を施し、その枝葉を抜けて玄関に至るとか。
アプローチを豊かにすることも大切ですね。
あとは、庭のとり方と物干しスペースについてですが、
これは次回にお伝えいたします。

南道路の実例…豊川・八幡の家

洗濯物干しスペースを道路から見えないようにひと工夫しています。

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