周りの景観を取り込もう
2017年10月15日 2:59 pm カテゴリ:暮らしのようす
スローハンド代表 森田です。
当然のことですが、
家は敷地の上に建つものです。
敷地、つまり土地はこれから建つ建物と違って、
もうそこにずっとその状態で存在します。
多少造成などで環境を変えることは可能でしょうが、
基変えられるのはその敷地の中だけです。
つまり、周りを受け入れること。
それが基本になります。
そう考えると、周りの環境の良し悪しが
そこに建つ家にも大きな影響をもたらしますことがわかりますよね?
できる限り、その周りの景色・景観を取り込むように
家づくりをしたいと考えています。
たとえ、込み入った市街地のなかであっても、
そこから見える風景のよいところを
新しい住まいの中に取り込むように心がけています。
近くの雑木林だったり、田んぼだったり、
川の堤防だったり、街の風景だったり、
その場所固有のいい景観があります。
そういういいとこ探しが設計の第一歩ともいえます。
↑ 敷地と隣接した雑木林の木々を窓いっぱいに取り込んだ実例。