スローハンド有限会社は、浜松で自然の力を活かしたパッシブソーラーと心地よい木の家を提供する工務店です。

スローハンド(有)は、浜松で自然の力を活かしたパッシブソーラーと心地よい木の家を提供する工務店です。

心地よい空間をつくるためにこだわること

2022年11月06日 3:22 pm カテゴリ: 

スローハンド代表の森田です。

 

前回にご紹介したとおり、

現在2つの現場が進行中です。

ひとつは浜北区小林、

もうひとつは南区新橋の現場です。

 

もちろんそれぞれ建て主さんの

ご家族構成やご要望も違いますので、

同じ家ではなくことは当たり前なのですが、

出来上がったときの佇まいや

醸し出すの空気感は、

いつも同じ…共通したものにしたいと思っています。

 

見学会にお越しになったり、

平口ゲストハウスにお越しいただいた方は、

それがなんとなくわかっていただけると思います。

 

このような

居心地のよさや気持ちよく感じる空間には、

一定の法則があるんですね。

私たちがもっとも大事にしているのが、

 

「プロポーション」

 

日本ではちょっと意味合いが違って使われてる感じもしますが、

“均整”とか“調和”あるいは“比率”

というところが本当の意味ですね。

 

建築は寸法が決まらないと造れません。

そしてその寸法はどうしてその寸法ではないといけないのか?

寸法へのこだわりが、

心地よい空間を生み出すのだと考えています。

 

よく例に出すのが天井の高さです。

弊社の建物は基本天井は低いです。

建築基準法上の居室扱いの天井高は、

2,100mmと決まっています。

ほぼそのぎりぎりの2121mmで建てています。

 

なぜそうするか。

 

それが寸法へのこだわりなんですね。

天井は縦方向のサイズですが、

横方向のサイズというと、壁ですね。

壁につきものなのは、開口部です。

開口部はおおむねサッシがつくことになりますが、

そのサッシは幅も高さも規格があります。

その横幅と天井の高さのバランスが悪いと、

天井が高くても、開口部のよさが損なわれたり、

逆に天井を高く感じさせなくしたりします。

 

サッシの高さ寸法は、目いっぱいで2,200mmくらい。

天井が低くても、

天井いっぱいまで開口部がきってあると、

広々感じるんですね。

 

その法則で天井の高さを設定しています。

サッシの横幅は3,600mmまでとれますが、

縦と横が同じ寸法に近いほうがきれいに見えて、

ストレスを感じません。

 

縦方向が高くても、横方向の幅がとれないと、

広く感じないのです。

 

そこをうまくまとめるのがセンスオブプロポーション

そのセンスがとても重要だと考えて

家づくりをしています。

 

 

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