スローハンド有限会社は、浜松で自然の力を活かしたパッシブソーラーと心地よい木の家を提供する工務店です。

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収納を考える 4

2022年12月15日 12:00 pm カテゴリ: 

スローハンド代表の森田です。

 

収納を考える上で重要なモノの寸法。
その寸法について以下の3つのポイントをお伝えしました。

 

1 生活で使うもののほとんどは30センチも奥行きがあれば収まる
 
2 洋服はたたむよりかける方が場所をとらない=収納量が多い
 
3 引き出しは意外と場所をとるので、キッチンの収納に取り入れるときは要注意
 
今日は1の、生活で使うもののほとんどは30センチも奥行きがあれば収まる
について、考えてみましょう。

日々生活をする上で食事や洗濯はほぼ毎日、

掃除も少なくとも週に1回は行うのではないでしょうか?
そういう日々行う家事に使うものは、できる限り使いやすいところに収めたいですよね?
あと日用品、たとえばメモ帳とか電池とか最近ですとスマホの充電器とか、
コマゴマしたものもさっと取り出したいところです。
でもよくよく考えてみるとそれらのものは、ひとつひとつはさほど大きくありません。
文字どおりコマゴマしています。
そして使いやすい、取り出しやすいということは、
奥のほうにしまうと無理ですよね。
あと場所が遠かったりするのもいやですよね。
つまり収納の仕方としては、それぞれのものがよく使われる場所に
さっと取りだせるように収めるのが一番ということになります。
 
ところで、箱に入った洗濯用洗剤のサイズってご存知ですか?
タオルをたたんだときの寸法をご存知ですか?
お持ちの食器で一番大きいもののサイズをご存知ですか?
おそらくパッと答えられる方は、あまりいらっしゃらないと思います。
いわゆる家事・炊事で使うものは、ほぼ30センチの奥行きがあれば収まります。
それ以上奥行きを取るものは、衣服・座布団・布団といったものですね。
あと炊事に関連するもので収納に収めるというと
たまに使うホットプレートがありますね。
それでも奥行きは30センチ前後くらいです。
あとは、お持ちの方は少数かもしれませんが、すし桶があります。
これも家庭用の4合サイズならちょうど30センチです。
 
このようにそれ以上深い奥行きをとってもあまり意味のない寸法なんですね。
もちろん、奥に置いて、また手前に置くということもありですが、
それだと使いにくいですよね。
ですので、浅い奥行きでワイドに収納を設けるというのが、
特に炊事や家事で使うものを収める時の鉄則だと考えています。
 
ただ例外というか、こういう収め方の場合
逆に奥行きを取った方がいいというケースがありますが、
それは次回にお伝えします。

 

 

コマゴマしたものは、家族が集う場所に設けるのがいいですね。

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