スローハンド有限会社は、浜松で自然の力を活かしたパッシブソーラーと心地よい木の家を提供する工務店です。

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収納を考える 5

2022年12月16日 1:12 pm カテゴリ: 

スローハンド代表の森田です。

 

前回は、生活で使うものの奥行きは30センチもあれば収まるということを
解説させていただきましたが例外として、
奥行きをとったほうがよいという収納についてお話したいと思います。
 
お布団や洋服などは判りきっているので、それ以外ということで考えます。
モノというより収め方ということで考えてみますと、
あまりに細かいものはやはりひとまとめにしたいですよね。
かといって、いざという時に取り出しやすくしておきたいものです。
たとえば、薬でも常備薬ではない肌用クリームとかシップとか乾電池とか、
こういったものはできるだけひとまとめにして
使いやすい場所に収めておきたいものです。
 
また、日々出かけるときのバッグなんかも
置き場所を定めておきたいですよね。
あと、最近は購読する家庭も減ってはいますが、古新聞や広告のストックもあります。
こういう奥行きがバラバラなものは、

やはり従来からある押入れくらいの奥行きに収めるのがよいかもしれません。
 
奥行きはそんなに必要ないかと思うかもしれませんが、
ポイントは“体が中に入れる収納”ということなんです。
細かいものって、適当な言い方かどうかわかりませんが、
さばくるじゃないですか?

そういう時、モノが近い方が探しやすいですよね?
あと、そのたびに腰をかがめるのも結構大変ですよね。
だから、なるべく目線の位置に棚を設けて、
そこに細々したものをひとまとめに収納するんです。
ただし奥行きは30センチ程度で。
 
そうすると60センチくらい余裕ができるので、
体も収納の中に入れるんですね。
下の方はオープンにして古新聞やバッグなどを置けるようにするんです。
あるいは季節ごとで使うものを置いてもいいですね。
こういう収納が1階2階にそれぞれあると、とても重宝します。
特に1階は、来客ヶあった時とかにとっさの隠し場所にもなりますよね(笑)。

 

あと、こういう収納は家の真ん中にもってくるのがいいですね。
建て主さんに聞くと隅っこだと神経が行き届かなくて、
整頓しなくなっちゃうようです。
住んでからのことは最終的に住む人に委ねるしかありませんが、
私たちつくり手としては、できる限り使いやすい収納を提案していきたいと
いつも考えています。

 

分かりにくい写真で恐縮ですが、家の真ん中に設けた奥行のある収納。

動線上なので、建具をつけて隠しています。

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