スローハンド有限会社は、浜松で自然の力を活かしたパッシブソーラーと心地よい木の家を提供する工務店です。

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今一度、パッシブデザインを考える 10

2023年04月27日 12:00 pm カテゴリ: 

こんにちは、

スローハンド代表の森田です。

 

パッシブデザインの暮らしに不可欠な要素でもある「換気」。
その換気の方法は3つあります。
それは「機械換気」「自然換気「パッシブ換気」の3つです。
 
今家を建てるときに、住宅の24時間換気が義務付けられていて、
1時間に室内の空気1/2(0.5回)を
外の空気と入れ替えるように義務化されています。
もともとシックハウス(化学物質)の濃度を下げることを目的としたものです。
ただ、その3つの換気方法の中の「機械換気」が、
計画的な換気ができるとして採用されることがほとんどで、
その機械換気の方法の中で「第1種機械換気」「第2種機械換気」「第3種機械換気」
の3つの方法があって、「自然換気」や「パッシブ換気」は、
あまり取り入れられることはありません。
これは機械換気の3つの方法とも機具を設置すれば容易に換気ができること、
逆に言うと他の2つの方法は、建築的な知見が必要であったり、
それなりの施工技術も必要だったりするので、
あまり選択されないということに起因します。
 
「自然換気」は、字のごとく自然に換気をするので、
電気を使うことなく自然の風を使います。

また「パッシブ換気」は自然の風を使うのは同じなのですが、
それをより意識的に行うのが特徴といえます。
私たちが取り組んでいる「びおソーラー」も
換気というくくりでいえば「パッシブ換気」に該当します。
つまり、その2つの換気方法は自然の力を利用するため、
しっかりと設計段階で空気の流れや動きを読み取る必要があるわけです。
「機械換気」はそんな必要がないのでラクはラクですが、
その機械換気の3つの方法にもメリット・デメリットがあります。

 

床に寝そべる

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