システムキッチン考 5
2023年05月19日 12:00 pm カテゴリ:暮らしのようす
こんにちは、
スローハンド代表の森田です。
今回システムキッチンのことを取り上げたのは、
自宅のキッチン収納を改造したことで、
ちょっとこれまで手がけた実例を振り返ってみることがきっかけでした。
まとめてみると、当たり前ですがシンプルで実用的な作例がほとんどで、
よくインスタに載っているような派手めなキッチンはなかったですね。
家づくりのなかでシステムキッチンだけで軽自動車が買えるくらい
と、ついこの前まではよくそうやって喩えたものでした。
最近は軽自動車もめちゃくちゃ高くなっちゃったので、成立しなくなってますけどね。
いずれにしても、予算のなかでかなりを占めるものなので、
慎重に検討することが望ましいのは確かです。
まとめとしてではないですが、スローハンドが重視しているポイントをお伝えして
この話題は終わりにしたいと思います。
<廻れるキッチンの方が使いやすい>
話題の中で何度も出てきましたが、キッチン動線が通り抜けられるようにしておくと本当に便利です。
最近はキッチンとダイニングテーブルをタンデムで配置するスタイルが人気のようですが、
それもある意味通り抜けられるのがいいのかもしれませんね。
<できるだけ家のいちばんいい場所に配置する>
キッチンが家の中心にあることは、わりと普通になっていますが、
いちばんいい場所となると、なかなかそうなっていないかもしれませんね。
いちばんいい場所とは、ひとつはキッチンって立っていろいろするところなので、
そこにいた時に、庭が見えたりその先のいい景色が視界に入ったりするのがいいですよね?
もうひとつは、キッチンがいちばんいいところにあると
自然と家族が集まりやすくなるからだと思っています。
そういう意味でできるだけいちばんいい場所にと考えています。
<素材もつくりもシンプルに>
メーカーさんのショールームとかにいくと、ものすごい数の面材なんかのサンプルがあります。
そのなかから選ぶのってなんかの苦行みたいですよね。
最初から面材などの素材については、シンプルなものでいいと決めておくことです。
正直どんな色や素材のものを選んだとしても、実用性にさほど影響しません。
「使いやすく」「手入れしやすく」そして「シンプルに」。
これが一番だと考えています。