心地よさを生むプランづくりのツボ 2
2023年05月31日 12:00 pm カテゴリ:家づくり事始め
こんにちは、
スローハンド代表の森田です。
「心地よさを生むプランづくりのツボ」と題して
家づくりでもっとも楽しいステップでもあるプランニングについて、
その要点をお伝えしたいと思います。
暮らしの中での心地よさの源泉といってもいい「通風」と「採光」についてです。
気持ちよさを感じる空間の条件は、風がよく抜けることと、
陰影のある明るさだと思っています。
それに加えて広がりが感じられ、動線に無理がないということはありませんね。
通風と採光は、目に見えないものをある意味制御するわけですから、
よくよく読み取らないと心地よいプランにはなりえません。
通風で大事なのは季節によって違う風向きをしっかり読み取って、
必要な風は取り込み、不必要な風は入れないようにすること。
それに加えて、空間の隅々までに風が行き渡るようにすることです。
そうすると、家の中の空気が動くので、
心地よさを家のそこかしこで感じられることができます。
通風をもたらすのはいうまでもなく窓ですが、
やたらと付ければいいというものでもありません。
窓は熱の取得にもっとも役立つのですが、
同時にもっとも熱が逃げていくところでもあります。
この開くところと閉じるところのさじ加減が心地よさをもたらすプランの
もっとも重要なところかもしれません。
つまり、窓のとり方ですね。
通風の役割と同時に窓は採光の役割もあります。
それについては次回にお伝えします。