外観でわかる良い家とそうでない家の見分け方 4
2023年07月04日 12:00 pm カテゴリ:家づくり事始め
こんにちは、
スローハンド代表の森田です。
「外観でわかるよい家とそうでない家の見分け方」と題して
これから家づくりを検討される方にとって、何かしら指標となることを
お伝えしております。
実は、よい家かどうかの指標はこれまでお話した霧除け庇の有無もそうですが、
中に入らなくても見極められるポイントが多いんです。
例えば窓そのもののあり方もそのひとつです。
よく玄関の真横に並ぶようにリビングの窓が配されている家ってありますよね?
感覚的に、“暮らしにくそうだなぁ?”って思いませんか?
敷地の間口が狭く、仕方なくそうなる場合もゼロではありませんが、
そうであっても、玄関とリビングの窓のあいだに仕切りの仕掛けを設けるなどして、
丸見えは避けるべきでしょう。
そもそもリビングの窓が、道路から丸見えというのもあまり感心しません。
こういうパターンは南道路に接道する土地に建つ場合に多いのですが、
くつろぎの場所であるリビングが、他人の目を気にしながら暮らす場所なんて、
よくないですよね?
ですから、植栽やフェンスなどで目隠しを施すことはセットで考えるべきなんです。
つまり、家だけで考えてしまうのはダメなんですね。
外構・植栽もセットで計画する…これはマストです。
ぼくらはまず、なるべく道路からリビングの窓が見えないように計画します。
どうしても道路面に窓を設ける場合は、板塀や植栽でやわらかく道路との境を設け、
道を行き交う人にもやさしい気配りをします。
狭い敷地でもそうしたいものです。