土地についてあれこれ 7
2023年07月18日 12:00 pm カテゴリ:暮らしのようす
こんにちは、
スローハンド代表の森田です。
家づくりをする上で理想といえる土地ってどういう土地なのか?
たまにそういうことを聞かれたりします。
答えとしてふさわしいかわかりませんが、どの土地にも良さがあり、欠点もある。
そのどちらも建築をする上で利点にして家が建つこと。
つまりはどんな土地でもいいと思えばいい土地なんです。
逆に悪いと思ってしまえばそれは悪い土地なんですね。
その観点からすでに建築地をお持ちの方にお伝えするとすれば、
建てることが決まっているのだから、積極的にいいとこ探しをして、
余計なことは考えないということです。
間口が狭い、陽当たりがイマイチ、となりが建替えたらどうしよう…
生活上の不便さがある…など、言い出したらキリがありません。
そんなことより、この土地で建てたらどんなふうに暮らすのが最適なんだろう?と
想いを巡らす方がいいと思います。
そしてその想いをくみ取ってくれるつくり手に、家づくりを託すのがいいと思います。
それには、自分自身がその土地についてよく知っておく必要があります。
自分自身の見立てと同じ感じであれば、そのつくり手に家づくりをまかせても間違いはないでしょう。
もちろん自分では気づかないところもあります。
むしろそういうところに気づいてくれるつくり手であれば、さらに間違いはないですよね。
土地をすでに手あてされているということは、土地にお金をかけないでいいというメリットがあります。
多少難儀な土地だったとしても、その分を建築の方にお金をかけて欠点を補い、
暮らしやすい場所にすることもできます。
返す返す申し上げますが、いい土地とはそこに家を建てて、暮らしてみて、
その住み心地の良し悪しで判断するものです。