スローハンド有限会社は、浜松で自然の力を活かしたパッシブソーラーと心地よい木の家を提供する工務店です。

スローハンド(有)は、浜松で自然の力を活かしたパッシブソーラーと心地よい木の家を提供する工務店です。

土地についてあれこれ 続編6

2023年11月22日 12:00 pm カテゴリ: 

こんにちは、

スローハンド代表の森田です。

 

先週から南道路の土地について検証していますが、
庭のとり方と物干しスペースについてもよく吟味しなくてはいけません。
まず庭のとり方ですが、陽あたりがよいのが南道路の土地のもっとも大きな魅力ですが、
少し視点を変えてみて、

 

ずっと陽があたっていていることが本当に暮らしやすいのか?

 

と考えてみてください。
結構陽射しは容赦がないので、冬でも直射日光にずっと接していることは難しいです。
結局陽を避けるために、窓のカーテンを閉めっぱなしで暮らしているお宅を
新興の住宅団地に行くとよく見かけます。
 
また、庭を広く取るという事は、
接道する南側の道路の車や行きかう人の視線を受けやすいということです。
その対処をしておかないと、結局カーテンを閉めっぱなしの暮らしになってしまい、
せっかくの南道路のよさを活かせないことになります。
庭には外からの視線などを遮る植栽や板塀などを効果的に取り入れること、
直射日光をコントロールするために南の窓には屋根や庇をセットで考えることです。
こういうところに手間ひまをかけるかどうかで、

特に南道路の土地では住み心地に大きな差が出ます。
 
さて、最後は物干しスペース。
これもあまり道路面には見せたくないですよね?
でも、陽あたりのよいところに干したいものです。
対処法としてよく使うのが、格子を南面に施して

光や風はほどよく通るけれど視線はカットするというもの。
何となく、洗たく物があるなぁ…と思われるくらいで意識的も安心感があります。
また、建物の間口に余裕があれば、

建物の横側に物干しスペースを設けることもよい方法だと考えています。
その場合、屋根を設けるならば、透過性のあるもの、

たとえばポリカーボネイトなどを屋根材に用いると結構長く陽があたるので、
洗濯物の乾きも遜色なくなります。
あとは、風とおしよく施せば、直接陽射しにあてなくても大丈夫です。
 
こうやって考えてみると、南道路の土地は土地そのものも高めである上、
建築面でもいろいろ施さないといけないのでコスト的にはアップする傾向にあります。
そのあたりをよく考えて検討することをお勧めします。

 

弊社で施工した南道路の施工例
磐田・平松の家

 

浜北・内野の家
それぞれ工夫を施しています。

 

メールマガジン登録受付中。

見学会などイベントの情報や家づくりに関するトピックスはもちろん、家づくりに役立つ情報をセミナー形式で週2回お届けします。 ご希望の方は下記フォームよりご登録下さい。

個人ブログはこちら