スローハンド有限会社は、浜松で自然の力を活かしたパッシブソーラーと心地よい木の家を提供する工務店です。

スローハンド(有)は、浜松で自然の力を活かしたパッシブソーラーと心地よい木の家を提供する工務店です。

子供が駆け回る家。

豊岡の家 Uさんの住まい。

磐田原台地の小高い森がよく似合う大屋根の家、それがUさんの住まいです。
子供たちが元気に家中を駆け回る。
そんな暮らしがこの家に待っていました。

思いを汲み取ってくれたことが決め手。

8年前、広告を見て気になっていたというスローハンド。他の木の家を建てる工務店もいくつかまわるなか、「言葉にしなくてもこちらの思いを汲み取ってくれる」と感じたことが家づくりを託す決め手だったと語るUさん。「一方的に考えを押しつけられたり、しつこく営業される工務店が多いなか、スローハンドさんは自分たちの考えと合いそうだなと直感したんです」。

 

隣のご実家との関係性から、庭はしっかりと作り込みたいという提案がスローハンドからあったとおっしゃいます。敷地の高低差を活かし、3台分の駐車スペースを確保しながら大きな軒下スペースも実現した外部空間は、小さくてもゆたかに暮らせる住まいというスローハンドの家づくりをまさに具現化したものといえます。

家の中に目を移せば、コンパクトながらもぐるりと廻れる動線が確保され、暮らしやすい空間が実現されています。「いずれ子供たちも巣立っていきますから、部屋数も要らないと思ったんです」。
台所も、もともとは棚も多めにお願いされていたそうですが最終的にはシンプルになったといいます。最初に提案されたプランからは使い勝手や持ち物にあわて少し修正した程度だったとのことで、ヒアリングの段階で暮らしの読み込みができていることがわかります。

 

 

竣工して丸3年。「夏は風が抜けて暑くないので、エアコンなしで過ごしてます。太陽熱でお湯も採れていい」と旦那様がおっしゃれば、「冬も寒くないです。家が冷え切らないという感じでしょうか。最初の年はストーブなしで過ごしました。無垢の木の床の暖かさが気持ちいいです」と奥様。パッシブソーラーの効果と相まって、四季を通じて心地よい暮らしが手に入ったようです。

リビングに階段がある意味

家にいる時間は、お子様たちと一緒に過ごす時間がほとんどだというUさん。「リビングに階段があることで、子供たちの動きがよくわかるのはいいですね。常にどこに誰がいるか分かるのは安心できます」。太い梁にはぶら下がれるロープが括り付けられ、お子様たちの格好の遊び場になっていました。

 

「家を建てているところを毎日見ていたこともあり、子供が段ボールで家をつくったり、モノをつくるということに目覚めたようです」とUさん。「子供の友達がみんな家に遊びにくるようになりました」とおっしゃるように、お子様のお友達にも人気の家になったようです。

撮影・取材 (株)アドブレイン