スローハンド有限会社は、浜松で自然の力を活かしたパッシブソーラーと心地よい木の家を提供する工務店です。

スローハンド(有)は、浜松で自然の力を活かしたパッシブソーラーと心地よい木の家を提供する工務店です。

正しい家づくりの手順とは?Vol.3

2022年11月19日 3:32 pm カテゴリ: 

スローハンド代表の森田です。

 

昨日は、ライフプランを立てて、
キャッシュフロー表を作成し、家を建てる場合に、
いくらまでの予算なら大丈夫かを把握することが
重要だとお伝えしました。
 
今回は、借入れ金の目安についてお伝えします。
ずばり、それは・・・
いくらまで借りられるか?ではなく、
いくらなら返せるか?で考えることです。
 
では、無理なく返せる借入れ金額とはいくらなのか?
 
たとえば今、
賃貸にお住まいで家賃が月々7万円とします。
そして住宅取得のために月々3万円の貯蓄をしているとします。

そうするとその合計10万円が、

今の生活を変えずに家を建てることができる無理のない返済額です。
 
これを35年返済金利1.0%で逆算すると
3540万円の借入が可能となります。
一方、金融機関にローンの相談にいくと、
それ以上の借入が可能だと言われることもあります。
ただ、重ねて言いますがいくら借りられるかではなく、
いくら返せるかが重要です。
つまり限界予算ではなく、安心予算で資金計画を行うべきです。
 
さきほどの月々10万円返済では、賃貸住まいでは必要ないけれど、
新しい家を持つことで生じるランニングコストを考慮していません。
たとえば固定資産税、または火災保険や地震保険。
今より確実に家が大きくなるため光熱費も増額する可能性があります。
そういったものを差し引いて考えることがとても重要になります。

 

そこから導き出した借入額であれば、安心して借りられるのではないでしょうか。
そして前回もお伝えしましたがひとつの目安は、
「定年までに住宅ローンを完済すること」です。
おおむね65歳が定年といわれますので、
それまでに返済を済ませる計画立てをすれば、
より安心度が増しますよね。
 
その借入れ額に自己資金と、もしあるのならば親からの援助。
この合計額で資金計画を立てるわけです。
「資金計画」については、また改めてお伝えいたします。
 

 

メールマガジン登録受付中。

見学会などイベントの情報や家づくりに関するトピックスはもちろん、家づくりに役立つ情報をセミナー形式で週2回お届けします。 ご希望の方は下記フォームよりご登録下さい。

個人ブログはこちら