空間づくりの注意点 6
2023年03月07日 12:00 pm カテゴリ:家づくり事始め
こんにちは、
スローハンド代表の森田です。
今回はユーティリティについての続きです。
結局のところ、ユーティリティスペースを設けても、
動線と連動していないと使いにくく、ついには物置のようになってしまった・・・
なんて話はよく耳にします。
つまり、ユーティリティを家事室としてだけで
考えてしまうのがあまりよい選択ではないのだと思います。
文字どおりユーティリティなのですから、別に家事だけでなく、
ちょっと休憩したり、本を読んだり、子供が遊んだり
いろいろ使える空間にしておく方がいいと思いませんか?
ですからよく提案するのは、小さなタタミスペースなんです。
そこに洗濯を干せるように天井に脱着できる金物をつけておけば、
常は室内干しのスペースとして使いつつ、それ以外で使うときは、
金物を外し、寝転んだり、本を読んだりできるようにしておくわけです。
また、干したものをその場でタタミに座ってたたんだり、
アイロンをしたりもできます。
それ用の収納を設置しておくことが肝要ですが。
そういう空間にしておけば、いろいろ使えて費用対効果も高いですよね。
常日頃、小さな家を造っているので、こういうことはやたらと閃くんです。
ユーティリティはタタミスペースに。
いろいろな方法がありますが、結構これお勧めです。
ちょっと生活感がにじみ出てますが、我が家ではこんなふうに使っています。