スローハンド有限会社は、浜松で自然の力を活かしたパッシブソーラーと心地よい木の家を提供する工務店です。

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心地よさを生むプランづくりのツボ 7

2023年06月08日 12:00 pm カテゴリ: 

こんにちは、

スローハンド代表の森田です。

 

「心地よさを生むプランづくりのツボ」と題して
家づくりでもっとも楽しいステップでもあるプランニングについて、
その要点をお伝えしたいと思います。
今回は、「家具」についてです。

スローハンドでは、建築の中に造作家具の計画を折り込んでカタチにしています。
でも、これ簡単そうで結構難儀なことなんです。
家具は、いってみれば「寸法を入れる」ものです。
しかし、暮らしで用いるモノの寸法は、

ありとあらゆるものがあるので一様ではありません。
それを整理して、使いやすいところに設けるのは、
結構手間のかかることなんですね。
 
でも、ここを疎かにすると本当に住み心地に影響するので、
時間をかけて、綿密に計画立てします。
そういう意味では家具の配置は
プランづくりの一番最初に考えるべきものといえます。
ソファ、ダイニングテーブル、ベッドといった動かせない家具は
まず一番最初にチェックしておきます。
とりあえず広めに部屋をとっておけばいいんじゃないの?
と思われるかもしれません。
そういう対応をしているつくり手もいますが、
壁や窓に対してその家具をどう配置するか?
人の動きに邪魔にならないか?
眺めのよい配置は、落ち着ける配置はどうか?
など、いろんな観点から置く位置を決めるべきです。
 
ソファの配置で注意するべきなのは、背中をつくるということです。
ソファの後ろがスースーしているとあまり心地よく感じません。
ソファの背もたれ分くらい壁を立ち上げておくと
ソファそのもののストッパーにもなるし、
背後の空間とワンクッションできます。
それが心地よさを生むわけです。
 
大きな家具以外も細かく留意する点がありますが、
それは次回にお伝えします。

 

 

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