掛川・上西郷の家
故郷に暮らす。住み続けるための木の家。
ずっとここで暮らしたい。
そう願うひとり暮らしのお祖母さまが、この先も健やかに暮らせるように
実家の敷地の一部に新しい家を建てることになりました。
田園が広がり、遠くの山並みの四方から望める
またとないのどかな環境に、新しいけれど頑なさを帯びた木の家ができました。
お祖母さまのご家族もいずれ同居することを想定しつつ、
あまり大仰に造らず、慎ましやかに暮らす住まいに仕立てました。
日照をたくさんうける立地も踏まえ、太陽熱ソーラーシステムも導入。
四季折々に故郷の暮らしを愛おしく思える小さな木の家です。
道をはさんだ南側は田園がはるかに続いていて、あまり開きすぎると住み心地にも影響することを考え、開口部は少し絞りました。
リビングとなる場所にはタタミを敷き込み、座の暮らしもできるようにしました。
陽ざしの低い冬の時期は、建物の奥まで陽を取り込むことができます。
キッチンとダイニング、そしてタタミリビングがひとつながりになった空間構成。
太陽熱ソーラーシステムのダクトもちょっとしたアクセントになっています。
壁沿いに配したＩ型のステンレス製のキッチン。
戸の向こうは洗濯脱衣室につながります。
南面にお祖母さんの個室を配しました。
２階東側にゲヤ上にあるのは、物干しスペースも兼ねた物見台。周りの景色を堪能できる場所でもあります。
建物の北側はもともと実家の建物などがあった場所。現在は３区画の分譲地になっています。
所在地：掛川市上西郷
竣工：2023年12月（工期2023年5月～2023年11月）
設計：スローハンド有限会社
構造形式：木造・天竜杉（FSC認証材）
主な外部仕上げ：屋根…ガルバリウム鋼板葺き 外壁…ガルバリウム鋼板一部色モルタル掻き落とし仕上げ
主な内部仕上げ：天井…PB＋AFP仕上げ 壁…PB＋AEP仕上げ 床…杉無垢板貼り 太陽熱ソーラーシステム「びおソーラー」搭載
竣工：2023年12月（工期2023年5月～2023年11月）
設計：スローハンド有限会社
構造形式：木造・天竜杉（FSC認証材）
主な外部仕上げ：屋根…ガルバリウム鋼板葺き 外壁…ガルバリウム鋼板一部色モルタル掻き落とし仕上げ
主な内部仕上げ：天井…PB＋AFP仕上げ 壁…PB＋AEP仕上げ 床…杉無垢板貼り 太陽熱ソーラーシステム「びおソーラー」搭載
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