浜北・於呂の家
小さな家、なつかしく新しく。
どこかなつかしい風景に囲まれた浜北・於呂の一角に建つ小さな家。
コタツを置くことを想定したリビングや水周り床のタイル敷など、
どこか懐かしい雰囲気が漂う住まいです。
その一方、太陽熱利用ソーラーシステムを取り入れたり、
長期優良住宅仕様にしていたりと令和の住まいのあり方もしっかりと組み込んでいます。
すぐ近くを走る天浜線の走る音がときどき聞こえ、
ウグイスをはじめとした鳥の鳴き声も常に聞こえる…。
家にいることが一番の幸せと思えるような、小さいけれど豊かさと上質感を纏った住まいです。
道路から少し奥まった場所にあるため、周りも穏やかな雰囲気。
そこにふさわしい素朴な味わいのある外観にまとめました。
リビングは、冬はコタツを置きたいという建て主さんの要望を踏まえて、タタミ敷きにしました。
窓から周辺のみどりが家のなかにもたらされるように配置も考慮。
造作収納でやんわりと空間を仕切りつつ、つながりも保つことが小さな家をつくるポイント。
建て主さんのご要望もあって、キッチンの床はタイル敷にしました。
ステンレス製のキッチンとマッチして、いい感じになりました。
1階に4畳ほどのサイズの個室を設けました。
2階の一角に、室内物干しスペースも兼ねたタタミ敷きの書斎コーナーを配置。複数の用途に使える空間があると暮らしの質が高まります。
玄関とは別の勝手口出入りのところに、外もの用の収納棚を設けました。いずれ園芸にも時間を費やしたいというのがご希望のひとつでした。
2階の部屋は2つ。東西に同じ構成のスペースをシンメトリーでカタチにしました。
所在地:浜松市浜名区於呂
竣工:2023年7月(工期2022年11月~2023年6月)
設計:スローハンド有限会社
構造形式:木造・天竜杉(FSC認証材)
主な外部仕上げ:屋根…ガルバリウム鋼板葺き 外壁…ガルバリウム鋼板一部色モルタル掻き落とし仕上げ
主な内部仕上げ:天井…PB+AFP仕上げ及びラワンべニア 壁…PB+AEP仕上げ 床…杉無垢板貼り・一部タイル敷・コルクタイル敷 太陽熱ソーラーシステム「びおソーラー」搭載
竣工:2023年7月(工期2022年11月~2023年6月)
設計:スローハンド有限会社
構造形式:木造・天竜杉(FSC認証材)
主な外部仕上げ:屋根…ガルバリウム鋼板葺き 外壁…ガルバリウム鋼板一部色モルタル掻き落とし仕上げ
主な内部仕上げ:天井…PB+AFP仕上げ及びラワンべニア 壁…PB+AEP仕上げ 床…杉無垢板貼り・一部タイル敷・コルクタイル敷 太陽熱ソーラーシステム「びおソーラー」搭載